地球温暖化防止の観点から、2011年7月に開催されたIMO海洋環境保護委員会において、「エネルギー効率設計指標(EEDI)」を強制化する為の方案が採択され、2013年よりEEDIの規制値を段階的(Phase0-現状0%、Phase1-10%、Pase2-20%)に削減し、2025年には削減率を30%(Phase3)とする事が義務付けられています。 EEDIは1トンの貨物を1マイル運ぶ際に排出されるCO2のグラム数として定義され、この値は船舶が有するエネルギー効率のポテンシャルを表す指標として見る事ができ、例えれば自動車のカタログ燃費に相当するものです。 当社では、船舶推進性能の向上を図る為に、いち早くこのEEDI規制値に着目し、船体形状の改善、省エネ装置の採用、開発を積極的に行う事により、EEDI値の削減に努めてまいりました。
この度、2018年2月15日に竣工致しました、当社第441番船 6311DW 冷凍運搬船 「健太丸」 においてEEDI規制値 Phase3 を他社に先駆けてクリヤー致しました。